今日、寄ってきたのは東京都中央区にある神社の水天宮(上の写真)。東京メトロ・水天宮前駅からホントにすぐのところです。
江戸時代に九州は久留米の殿様が、領内にあった水天宮の分社を江戸の藩邸に祀ったのが始まりとか。祭神は天御中主大神、安徳天皇(!)、建礼門院(安徳天皇の母)、二位ノ尼(平清盛の妻で建礼門院の母、安徳天皇の祖母)だそうです。
安産にご利益があるとのことで、お礼参りなのか、子連れの参拝客がちらほら。
境内には小さな社がいくつかあり、その中の一つに辨財天と書かれた提灯が下がっているのがあったので近寄ってみると、案内板にはなぜか祭神は市杵島姫大神とありました。「んっ?」と思ったのですが、そういえば弁天様はもともとは仏教の神様、神社的にはこう呼ばれるのでしょう。
他に紫灘神社というのもあって、こちらも案内板を見てみると祭神は真木和泉守保臣となっていました。「幕末の禁門の変の時に、京都の天王山で自害した人がなんでこんなところで神様に?」と再び疑問に思ったのですが、この人は久留米の水天宮の神職だったんだとか。なるほど。