
「企業再生とM&Aのすべて」(藤原総一郎:著 文藝春秋)、読了。
日本の企業再生システム、特に法制度に関係する部分を中心に取り上げた解説書。参考用に一部アメリカの事例も紹介されています。
バブル崩壊後、やたらいろいろな制度や組織が新設されて、報道を見ていても何が何をやっているのか、よくわからなかったのですが、この本を読んで多少は理解できました。とはいえ、ややこしい問題が多いので、一読で概要を把握できたとはとても言えませんが。
企業を対象とした法制度を一般向けに解説した本としては、わかりやすい部類に入ると思います。