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開店休業の記

今日の本

ロングテール

 「ロングテール」(クリス・アンダーソン:著 篠森ゆりこ:訳 早川書房)、読了。

 多分、日本側でつけたんでしょうが、この副題(「売れない商品」を宝の山に変える新戦略)はよろしくないですな。怪しいマーケティング本みたいです。そんなのよりずっと興味深い社会現象・経済理論を扱っているというのに、センスが悪い。

 さまざまな商品分野において、大量に売れる一握りのヒット商品と、ヒット商品と比較すればはるかに少量しか売れない圧倒的に多くのいわゆる死に筋商品が存在し、その関係を販売数量を縦軸にし販売数量順位を横軸にとったグラフ(カバーイラスト参照)で表すと、裾の部分が非常に長い曲線を描く。ロングテールとはこの裾の部分、つまり死に筋商品の部分が長い尻尾のように見えることから著者がつけた名称です。

 今まではないがしろにされてきたロングテールが、これからのビジネスには非常に重要な存在となるということを、実例と理論を交えてわかりやすい文章で紹介したもの。

 おもしろかったです。