「イスラム石油戦争」(宮田律:著 NTT出版)、読了。
石油等の資源に富み、かつ政情不安な中央アジアから中東にかけてのイスラム諸国をめぐる問題の最新報告。ほんとについ最近出たばかりの本なので情報が新鮮です。
先月、この本でも触れられているイランのアザデガン油田について、日本は持っていた開発権を大幅に低下させたとの報道がありました。イランの核疑惑が背景にあるのでしょうし、イランを宿敵とするアメリカの圧力もあったのでしょうか。
日本とは歴史的なつながりは薄い地域だけに本を読んだだけではなかなかピンとこないことも多いのですが、不穏な状況が続いていますし・・・、第三次オイルショックとか・・・、あんまり考えたくないけれど。